B型肝炎ワクチンの定期接種化につきまして
2016.04.25
平成28年1月に厚生労働省審議会にてB型肝炎ワクチンの定期接種化において、平成28年10月より開始する方針が決定しました。
接種は1歳に至るまでに3回の接種を完了すること、標準的には1回目:生後2ヶ月、2回目:生後3ヶ月、3回目:生後7〜8ヶ月での接種スケジュールとなります。 2月の審議会では、1歳までに接種を完了する必要があることから、平成28年4月以降に生まれた方を接種対象者にすることがほぼ決定されました。
平成28年10月に1歳未満の方でも、平成28年4月以前に生まれた方は対象となりませんので、接種をお考えの方は10月まで接種を待たずに接種するようお願い致します。 また平成28年10月には、平成28年4月〜7月生まれの方が対象となり、B型肝炎ワクチン接種希望の方が集中し、ワクチン不足やご予約が取りにくくなることも予想されます。
B型肝炎は年齢が小さいほど感染を受けやすく、持続感染しやすいことが分かっています。当院では任意接種ですが、平成28年4月以降に生まれた方におかれましても早めの接種をお勧めいたします。