小児用肺炎球菌ワクチン製品の切り替えにつきまして
2013.9.18
平成25年11月より現行の小児用肺炎球菌ワクチン:プレベナー®からプレベナー13®に全面切り替えとなることが概ね決定となりました。
現在のプレベナーは7種類の肺炎球菌が含まれますが、プレベナー13はさらに6種類の肺炎球菌が追加され、広い範囲で予防することができます。
現行のワクチンを接種されていた方は予定のスケジュールのまま接種となり、平成25年11月以降の接種分より新しいプレベナー13による接種となります。
既に計4回(追加接種が終了)されている方については新しいプレベナーの公費による接種はありません。
では、このプレベナー13を待ってでも接種した方が良いとお考えになる方がいらっしゃるかと思いますが、小児の肺炎球菌は乳児期に重症化することが多く、ワクチン接種を遅らせたり、途中で中断してしまったりすると、肺炎球菌感染症を発症してしまう可能性があります。また不活化ワクチンのため、接種回数が多いほど免疫力が強くなりますので、生後2か月になったらすぐに接種を始めることをお勧めします。
現在2か月から7か月で接種をまだしていない方、又は1回もしくは2回接種済みの方
は1回でも新しいプレベナー13を接種すればしっかりと免疫がつきますので、スケジ
ュール通り接種を進めてください。
注意:初回接種は1歳までに完了することが必要です。
注意:初回接種は1歳までに完了することが必要です。
但し、下記の2つの条件を満たしている方については、予防効果を維持できることから、プレベナー13の導入を待って接種することも可能です。
平成24年5月1日以降に生まれた方
生後2か月から7か月に至るまでの間に接種を開始し、プレベナーの接種による3回の初回接種を終了している方
必要接種回数を接種し終わった方については、さらに広い範囲の予防ができるように補助的追加接種をお勧めします。
最終接種より8週間後に1回、プレベナー13の追加接種をします。
5歳未満の方に接種が可能です。
但し、公費対象外ですので自費となります。
最終接種より8週間後に1回、プレベナー13の追加接種をします。
5歳未満の方に接種が可能です。
但し、公費対象外ですので自費となります。