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平成23年度のインフルエンザ予防接種に関しまして
(第一報)

2011.08.25

本年度よりインフルエンザワクチンの小児に対する接種量がA社:6カ月以上3歳未満が0.25ml × 2回、 B社:1歳以上3歳未満が0.25ml × 2回、3歳以上13歳未満はA・B社ともに 0.5ml × 2回 となります。

これに伴い、インフルエンザワクチンの需要量が増加し、当院においても 昨年度より1.5〜1.7倍のワクチンが必要となります。
しかし、東日本大震災に伴う停電のため、ワクチン製造会社のうちの1社ではワクチン生産のために必要な有精卵が廃棄処分となり、ワクチンの減産が決定しました。その他のメーカーは増産の予定ですが、昨年度実績の1.2倍程度しか増産できないといわれており、十分量のワクチンが供給されない可能性があります。
また、ある程度ワクチンが供給されたとしましても例年接種希望者が集中する10月から11月に必要量が供給されないことも懸念されます。

従いまして、現時点におきましては、当院にどの程度のインフルエンザワクチンが供給されるのか、またそれがいつ入荷するのかが不明ですので、インフルエンザワクチン接種のご予約開始日を決定することが出来ません。また、このような特殊な事情により昨年より接種していただける方が少なくなる可能性も出てきています。
接種をご希望の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ワクチン接種のご予約開始日等につきましては、状況が判明した時点で、院内告知 並びにHP・携帯サイトにてお知らせをさせていただきますので、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。