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患者様からのご質問Q&A(3)

2021.1.5

皆様あけましておめでとうございます。
誰しもが経験しなかった自粛生活の中でのお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
大事はございませんでしたでしょうか。
まだしばらくはコロナとの戦いは続くかと思います。どうか皆様方も新型コロナウイルス感染症に対して正しく恐れ、正しく向き合って引き続き感染予防を行ってください。

おさらいです。
ワクチン効果も不明な中で私たちが行える最大の防御策は、①マメな手洗いや手指消毒 ②清潔なマスク着用 ③体調を整える ④よく触るところの環境消毒 ⑤感染しやすい状況を避けることです。是非ともご継続をお願いいたします。
さて昨年12月に患者保護者様から頂きましたご質問を、私なりに様々な情報からまとめてみましたのでご参考としてご覧ください。

<ご注意>
まだまだ不透明、不確かな部位が多く、世界中の学者や医師達を悩ましている中での現況ですので、ご参考としてお読み下さいますようお願いします。
下記は患者保護者さまからのQ&Aです。
最近ワクチンのニュースをよく聞きます。どの様なものですか?
アメリカやイギリスで作られているワクチンを日本では人口を超える数量を2021年中に確保するとしています。①これらのワクチンの治験段階での有効性は90%以上 ②重症化を減らせる可能性がある ③重症化リスクの高い高齢者にもワクチンの有効性が期待できる利点があります。

少しでも重症化しやすい高齢者やリスクの高い基礎疾患のある死亡を食い止めるため、これらの方を優先的に接種することになっています。

問題点としては @長期的な効果は不明であること A多くの人に接種した場合、今まではなかった副作用が出てくる可能性があること Bこのワクチンは小児に対しては対象となっておらず、小児に対する効果、安全性は不明なことがあげられます。
現在、世界中で接種が行われており、今後詳しいことが判ってくると思われます。感染拡大を抑える手段のない中でその効果を期待したいと思います。
我が国でも現在5種類のワクチンが研究開発されています。本年には大規模な臨床試験が開始され実用化に向けて進行中です。
風邪やインフルエンザとの見分け方は…?
残念ながら症状からの区別は難しいです。発熱や風邪症状があれば新型コロナ感染を疑って対応することとなります。特に発熱がある場合は必ずWeb問診をお願いします。
Web問診より可能性が高い場合はまずは当院よりお電話をいたします。当院では現時点でPCR検査、抗原検査を行っていませんので必要な場合は行える医療機関をご紹介させていただくこととなります。
新型コロナ感染症は ①咳 ②発熱 ③筋肉痛 ④悪寒、震え ⑤味覚・嗅覚異常がよく認められると言われていますが、やはり風邪やインフルエンザ症状と類似しているため最終診断は検査となります。
昨年早くから貴院からのお知らせは、とにかく免疫力を高めるとのことでしたがその免疫を高める良い食品は…?
バランスよい食事をする事が重要です。
免疫細胞が最も多くある場所は腸管です。腸管では多くの免疫細胞がいつも見張りながら侵入してきた抗原(細菌などの微生物)を処理しています。その腸管の環境を整える食品がヨーグルトや納豆などの発酵食品や海草、きのこ、ごぼうなどの食物繊維です。
また免疫に関係するものとして、ビタミンA,C,E,D,ミネラル(マグネシウムや亜鉛)があります。
もちろんバランスの良い食事以外にも適度な運動と十分な睡眠、体を冷やさないことも必要です。

院長からのアドバイスです。
この1年間、通勤、お仕事、お買い物だけでなく、家庭内においても気を使われ精神面での疲労が蓄積された保護者様をお見受けします。
過度なストレスを減らすためには、するべきことは当たり前の日常とし、自然にできるように心がけることも大事かと思います。
それには、誤った情報に惑わされて過度に恐れないこと、必要なことだけをしっかりと行うようにしましょう。
朝起きたら顔を洗い、歯を磨き、お着替えをして、朝食を摂るのと同じなように当たり前にして行くしかありません。
次に感染可能性なリスクの高いことは極力しないことです。
どうしても…な時は、行き先の感染防止対策がどの程度、どの様にされている場所なのかをよく確認されて必要な感染対策を行ってください。ご自身で防衛することが感染予防においては一番大事で有効な方法です。感染予防対策を日常生活の一つとして今後も続けて行くようにしましょう。
このコロナ禍で衛生面が著しく向上したので、昨年は通常的な感染病もかなり激減した1年でした。 この生活の変化が新型コロナ感染症以外の病気からお子さま達を守っていることも確かです。ストレスをためない形で頑張っていきましょう。

以上、昨年12月Q&Aと振り返りの感想でした。

令和3年1月
すぎた子どもクリニック 院長

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