新型コロナウイルス感染の発生報告が毎日ニュースで流れ、皆様不安なお気持ちで日々お過ごしのことと思います。
このような時、私たちが注意すべきことは何かを考えてみました。
- 少しでも体調不良の場合は早めに休むこと。
高齢者や持病のある方への接触は控えましょう。
早い段階では新型コロナウイルス感染症か、かぜか区別がつきません。原因はどうあれ、微熱(発熱)、咳、倦怠感がある時は感染を拡げないように、まずは学校、職場、習い事をお休みし、自宅で安静するようにしましょう。外出は避け、特に重症化する高齢者や持病のある方との接触は避けましょう。祖父母様との接触は特に気をつけてください。
- かぜ症状が軽い場合は自宅で安静に過ごしましょう。
かぜやコロナウイルス感染症への特効薬はありません。
かぜ症状があっても、症状が軽くて、ある程度元気があれば、まずは自宅で安静にして様子をみましょう。
発熱したら心配なので受診したいというお気持ちは分かります。
しかし、かぜに特効薬はありません。抗生物質の必要もありません。自然に治る病気です。また、新型コロナウイルス感染症であっても、特効薬はないので、軽症の場合まずは自宅安静となります。
安静にして、栄養をつけてあげましょう。
かぜであれば数日で症状が良くなってきます。
- 医療機関受診の目安
受診の目安としては以下のようなものがあります。
- 発熱が3日以上続く時(かぜで熱が3日以上続くことは稀です。)
- 咳込みがあったり、息が苦しい時
- 倦怠感が強く、元気がない時
- 保護者様がみて様子がおかしいと感じられる時
★以上はあくまで目安ですので、症状の改善がない、症状が強くなってくる時、保護者様がおかしいと感じられる時は我慢せず速やかに受診をしてください。
なお、咳や鼻水などの呼吸器症状と、37.5℃以上発熱が4日程度続いている時、強い倦怠感や息苦しさがある時は
新型コロナ受診相談センター
茨木保健所 072-624-4668
にまずご相談をお願いします。
当院から皆様へお願い
この時期、お子様たちの受診回数を最小限に減らす為のご協力をお願い致します。
かぜ症状が軽く、まだ元気がある時は1〜2日程度自宅で様子を見てあげてください。かぜなら改善していきます。
受診による院内での感染リスクを減らすことも大事です。
インフルエンザ検査も発熱後12時間以上経過してから行いますので、症状が軽い時や元気がある時は、熱が出ても、すぐに受診をしなくてはいけないことはありません。
当院の体制についてお知らせ
当院のスタッフは院内での予防は勿論、人ごみに出かけることも必要最低限とし、感染予防を行っていますが、それでも体調不良となった場合は、積極的に休みを取るように指導しています。
院長含め、スタッフの体調によっては、ご予約数の制限など診療体制の縮小や休診の措置を取ることもあります。何卒ご理解を頂きますようお願い申し上げます。
すぎた子どもクリニック
院長
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