すぎクリ通信

化血研製ワクチンの安全性につきまして

2015.12.21

先日来よりのメディア、報道などにより、皆様ご存知のことと思いますが、この度の化血研が厚生労働省へ虚偽の報告をしていたことにより、ワクチンの出荷自粛が続いております。

そのため、化血研製のワクチンが不足し、また他メーカーの同種ワクチンもその余波をうけ全国的に不足しています。
そのため、当院においても使用している「B型肝炎ワクチン」が不足し、新規のご予約を停止させていただくなどの対応を迫られています。

本件つきましては、皆様方にご迷惑をおかけしていること深くお詫び申し上げます。

当院で使用している化血研製ワクチンの安全性につきましては、

  1. ワクチンは出荷される前に国の関係機関において安全試験が行われ、それに合格をしているものだけが流通している。
  2. 厚生労働省から既に出荷されているワクチンの回収命令もなく、使用を認めている。

上記から安全性に問題がないと考えております。

私としましても、この度の一連騒動、隠ぺいや企業の体質に対して決して容認できるものではありませんが、極力皆様へのご迷惑をお掛けしないためにも、安全性に問題がないものであるならば現状を維持すべきと考え、化血研製のワクチンを使用しております。
しかしながら、どうしても化血研製のワクチンを避けたいという方につきましては、現時点で代替品のご用意が出来ない事情もあり、ご予約のキャンセルをお願いしております。

お手数をお掛け致しますが、お早めにご連絡下さいますようお願い致します。 皆様同様、私も1日でも早くこの状況が改善されることを願っています。