
赤ちゃんがお母さんからもらったいろいろな病気に対する抗体は早いものだと生後3ヶ月ころに、ほとんどのものは生後6〜12ヶ月には自然に消えていきます。
抗体が失われていくといろいろな病気にかかってしまうため、予防接種を行い病気を予防する必要があるのです。
お子様が大きくなるにつれ、外出の機会も多くなり、細菌やウイルスなどに触れる機会も多くなります。お子様が感染しないように、また、周囲の方々へうつさないように出来るだけ早く予防接種をしましょう。
感染症の原因となる病原体を、病気を起こさない程度に力を弱めて、抗体を作る目的で作られた予防接種に使う薬液のことを「ワクチン」といいます。これらの薬剤を投与することで、あらかじめいろいろな感染症に対する「抗体」をつくっておきます。ワクチンは大きく2種類に分けることができます。
- ロタウイルス:生後6〜24週
- BCG:生後3〜6ヶ月未満
- ポリオ
- 三種混合(1期3回)
- Hib
- 小児用肺炎球菌
- B型肝炎
- 麻しん・風しん
- 日本脳炎
- 水痘(みずぼうそう)
- 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
- 子宮頸がん予防ワクチン(9歳以上)
麻しん・風しん混合ワクチン(MR)の3期、4期は、2008年4月1日より5年間限定の実施です。
対象者:中学1年生相当の年齢の方
対象者:高校3年生相当の年齢の方
第3、4期は、2008年4月1日より5年間限定で、麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを接種してください。
原則として、接種の際は保護者の方の同伴をお願いします。ご同伴がご無理な場合は、予防接種の問診表とともに保護者の方の同意書をお持ちください。同意書がない場合は、接種できません。
- 接種可能年齢と接種間隔が決められていますので注意しましょう。
- 感染しやすい病気から接種しましょう。
- 同時接種することも可能です。
その際にご相談(保険診療外)費用をいただく場合がございます。 あらかじめご了承くださいませ。
| 定期接種 (公費接種) |
生ワクチン 麻しん・風しん混合(MR) 麻しん 風しん |
|---|---|
| 不活化ワクチン DPT/DT 日本脳炎 |
|
| 任意接種 | 生ワクチン ムンプス(おたふくかぜ) 水痘(みずぼうそう) ロタウイルス |
| 不活化ワクチン Hib 小児用肺炎球菌 B型肝炎 インフルエンザ 子宮頸がんワクチン (サーバリックス・ガーダシル) |
| ワクチン名 | 料金 | 公費負担金あり (茨木市在住の方) |
|---|---|---|
| ムンプス(おたふくかぜ) | ¥5,000 | − |
| 水痘(みずぼうそう) | ¥7,500 | − |
| Hib | ¥7,500 | ¥2,000 |
| 小児用肺炎球菌 | ¥9,500 | ¥2,500 |
| ロタウイルス(ロタリックス®) | ¥14,000 | − |
| 子宮頸がんワクチン(サーバリックス・ガーダシル) | ¥16,000 |
¥4,000 |
| B型肝炎 | ¥5,000 | − |
Hib、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防ワクチンについては茨木市より一部助成があります。
他市にお住まいの方、対象年齢以外の方は従来通りの金額となります。
完全予約制です。
予防接種・乳児健診予約専用サイトよりご予約ください。
(当院が初めての方もご予約いただけます。)
窓口・電話からのご予約はお受けしておりません。
ご予約は2ヶ月先の分までお取りいただけます。
※診療時間枠にご予約をされた方は、接種当日、お取り頂いた時間(午前診or午後診)の受付時間内に順番予約をお取り頂きますようお願いいたします。
(初診の方は直接お越し下さい。)
母子手帳、茨木市の予診表、初診の方は念のため保険証をお持ちください。
母子手帳がない場合は、接種をお断りすることもございますので必ずご持参ください。
接種には保護者様の同意が必要ですので、保護者様ご同伴でお願いいたします。
Hibはヒブと呼び、インフルエンザb型菌(Hemophilus influenzae type b)という細菌の略名で、
インフルエンザ菌の中でも重症感染症を起こすb型のものをHibと呼んでいます。
細菌性髄膜炎の原因の多くはこのHibで毎年全国で600人近くのお子様がHib髄膜炎にかかっています。
髄膜炎とは脊髄や脳を守っている髄膜というところに細菌が感染し、
乳幼児では発熱や不機嫌・哺乳不良を、少し大きな子どもでは嘔吐や頭痛が出現します。
死にいたる事も多く、命は助かっても難聴をはじめさまざまな後遺症をきたします。
特にHibによる髄膜炎は症状が重いといわれています。
かかりやすい年齢は生後数ヶ月から2歳位までで、5歳以上はかかりにくくなります。
このHib髄膜炎を予防するために作られたのがHibワクチンです。
米国や北欧諸国ではすでに定期接種となっており、髄膜炎患者は激減しました。
WHOも効果の高いワクチンとし、定期接種するように各国に呼びかけています。
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Hibワクチンにはフランス産牛の肝臓および肺由来成分、ヨーロッパ産牛の乳由来成分、米国産牛の血液および心臓由来成分が使用されています。
これらはヨーロッパや米国のガイドラインに沿って健康な牛と確認されたものしか使用されておらず、安全性は確認されています。現在、ワクチンが原因のTSE(伝達性海面状脳症)が発生した報告もなく、伝播する危険性も少ないと思われますが、このような原材料が用いられていることにより理論上危険性があることをご理解の上で接種をお願いいたします。
肺炎球菌感染症を予防する唯一の乳児向け肺炎球菌ワクチンです。
90以上ある肺炎球菌の血液型から小児において重大な感染症を起こす可能性の高い
血清型7種類(7価)を選び、ワクチン化したものです。
今まで日本ではこのような乳児対象の肺炎球菌ワクチンは承認されていませんでした。
しかし、世界の97カ国ではすでに接種されており、41カ国では定期接種となっています。
米国では2000年より定期接種となり、肺炎球菌による重症感染症が激減しています。
また、このワクチンは急性中耳炎の予防にも有効とされています。
副作用として注射部位発赤、腫脹が半数以上の方に見られますが、
重篤な副作用は他のワクチンと比べても多くはありません。
当院ではこの小児用肺炎球菌ワクチンプレベナー®の接種を開始しました。
ご希望の方は当院までご連絡ください。
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子宮頚がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)
子宮頚がんは発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で発症することがあります。HPVには多くの種類がありますが、子宮頚がんの約70%はHPV16,18型の感染により発症します。このタイプに対する感染予防のワクチンにサーバリックスがあります。
また、HPV16,18型だけでなく、尖圭コンジローマの原因となるHPV6,11型の感染予防のワクチンがガーダシルです。
子宮頚がんの発症は20歳代以降に多く見られますが、HPVは性的接触で感染し、発症までに数年から十数年かかることから、性的接触のない12歳前後で予防接種を受ける事が効果的とされています。
また尖圭コンジローマは性感染症で生殖器とその周辺に発症し、カリフラワー状に隆起してくるものです。自然治癒をしますが、再発も見られます。
まれに両親や医療従事者の手を介して乳児に感染する事があり、分娩時の感染により乳児が喉頭乳頭腫を発症する事があります。
すでに世界各国では定期接種されています。
ご注意:このワクチンはすでに感染している人には予防効果はありません。
また子宮頚がんすべてを予防するわけではありませんので、子宮頚がん検診は必ず受ける必要があります。そうすることで多くの子供たちが子宮頚がんから救われます。
当院ではHPV感染の確認や検査はできません。
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<サーバリックスとガーダシルの違い>
| サーバリックス | ガーダシル | |
|---|---|---|
| 薬品名 | 組換え沈降2価ヒトパピローマ ウイルス様粒子ワクチン (イラクサギンウワバ由来) |
組換え沈降4価ヒトパピローマ ウイルス様粒子ワクチン (酵母由来) |
| 国際誕生 | 2009年10月 | 2006年6月 |
| 国内誕生 | 2009年12月 | 2011年8月 |
| 予防できるHPVの型 | HPV16型・18型 (高リスク型) |
HPV16型・18型 (高リスク型) HPV6型・11型 (低リスク型) |
| 効能・効果 | ヒトパピローマウイルス16,18型感染に起因する以下の疾患の予防 ・子宮頸癌(扁平上皮細胞癌、腺癌) ・その前駆病変 子宮頚部上皮内腫瘍 |
ヒトパピローマウイルス6,11,16,18型感染に起因する以下の疾患の予防 ・子宮頸癌(扁平上皮細胞癌、腺癌) ・その前駆病変 子宮頚部上皮内腫瘍 上皮内腺癌 ・外陰上皮内腫瘍 ・膣上皮内腫瘍 ・尖圭コンジローマ |
| 安全性のデータ (副反応) |
承認時の国内臨床試験 (対象612人) |
承認時の国内臨床試験 (対象562人) |
| 痛み 発赤 はれ |
99.0% 88.2% 78.8% |
82.7% 32.0% 28.3% |
| ワクチン供給メーカー | グラクソ・スミスクライン株式会社 http://glaxosmithkline.co.jp/ |
MSD株式会社 http://www.msd.co.jp/Pages/home.aspx |
| メーカーが作成した 子宮頸がんワクチンの サイト |
Allwomen.jp http://allwomen.jp/ |
もっと守ろう.jp http://www.shikyukeigan-yobo.jp/ |

ロタウイルス胃腸炎は冬に流行する乳幼児の胃腸炎の中で最も頻度が高いものです。
嘔吐や下痢がひどく、脱水になり、入院する方も多くみられます。
ロタウイルス胃腸炎は何度か感染する事で症状が軽くなりますが、この性質を応用して作られたのがロタウイルスワクチン:ロタリックスです。
ロタウイルス胃腸炎の重症化を抑える効果があります。
ワクチン接種時期が限られていますが、これは腸重積症という病気の発生を防ぐ為で、安全性や効果はすでに接種を開始している国々でも、また発売前の国内の治験でも証明されています。
副作用はぐずりや下痢、お腹の張り、腹痛などです。海外では腸重積症、血便、重症の免疫不全(抵抗力が非常に落ちる病気)の患者さんで胃腸炎がありましたが、ごく少数であり、安全性と効果より、WHOも接種を勧めています。
注意点ですが、経口生ワクチンですので、接種後は便中にウイルスが排泄されます。
それにより胃腸炎が発生する可能性は低いですが、念のため、おむつ交換後などは手洗いの必要があります。
子どもに多い病気で、腸が腸の中に折り重なるように入り込み、腸閉塞を起こします。 多くは、原因不明です。いちごゼリー状の血便、5〜10分おきに不機嫌で顔色が悪くなるなどの症状が見られ、救急外来受診が必要です。
なお、ロタウイルスワクチンについては 学会最新情報 にも掲載していますので、あわせてご覧ください。
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ご予約は電話予約のみとなります。
接種をご希望の方は、事前に予防接種予約サイトにてご利用登録をお済ませの上、窓口まで直接お電話をお願いいたします。
※ご予約をお受けしてからワクチンをお取り寄せいたしますので、少なくともご予約日から2〜3日後の接種となります。
なお、ご予約集中時は上記日数よりお待ちいただく場合もございますので予めご了承くださいませ。
※ご予約後のキャンセルはお受けいたしかねますのでくれぐれもご注意くださいませ。
※接種の前に必ずこちらの注意書きをお読みください。(注意書PDF)
・PCからは http://LovesBaby.jp/
・携帯からは http://LovesBaby.jp/mobile/
























