大阪府茨木市の小児科医院「すぎた子どもクリニック」。

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水痘とワクチンについて

水痘は子供なら誰でもかかる軽い病気で自然にかかったほうが免疫もつき、二度かかる事はないと思われていますが、実際は年間4000人が入院、年間20人程度の方が亡くなっています。
その水痘を予防するために水痘ワクチンが日本で開発され、ほとんどの国で使われています。すでに定期接種化された米国では水痘患者数は激減している事から効果は証明されていました。WHOにおいても定期接種推奨ワクチンとなっており、本国では平成26年10月1日よりようやく定期接種が開始となりました。
以前の調査では1回接種の予防効果は水痘の重症化を100%予防し、兄弟が感染した場合においても75%で感染が予防されました。水痘患者の17%でワクチン歴があり、それらの方のほとんどは軽症でした。またワクチン接種後3年以内に38%の方が水痘にかかっていました。また血液中の抗体調査では1回のワクチンで、抗体が十分産生されていたのは76〜86%で、2回接種をすると、接種後3〜4年経過後でも100%抗体産生されていました。以上から水痘ワクチンは1回ではなく2回接種が効果的である事がわかりました。2回接種の間隔ついても検討された結果3か月、6〜12か月で比べたところ、6か月〜12か月の間隔の方が抗体のできが良い事もわかりました。
 
日本より早く水痘ワクチンの定期接種をしている米国では、ワクチン接種で患者数が減少しています。そして、1歳未満の乳児の水痘患者もワクチン接種をしていないにもかかわらず減っています。これは周辺環境で水痘患者が減ったこと、ワクチンを打っていない子供たちが水痘患者に接触する機会が減ったためで、ワクチン接種年齢になっていない小さな子供や、病気などでワクチンが接種できない人たちを水痘から守る事もできるようになりました。
 
また水痘にかかった後に、帯状疱疹になる事があります。成人に多く、特に高年齢ほど患者数は多くなっています。その頻度は一生涯で6〜7人に1人発症すると言われています。 この帯状疱疹も水痘ワクチンにより発生頻度は減少する事がわかっています。水痘にかかった人に比べても帯状疱疹になる率は低く、帯状疱疹発症についても水痘ワクチンの効果がみられています。
 
水痘ワクチンの接種の効果は認められており、接種回数は2回接種、その間隔は6か月がより効果的であること、また1歳以下のワクチン接種が出来ない子供達も、多くの子供たちがワクチンをする事により、かかりにくくなるという事がわかりました。

Dr.sugita一言コメント

水痘ワクチンは日本人が作ったワクチンで、安全性も高く、高い効果がある事がわかります。子供だけでなく、大人がよくなる帯状疱疹(治った後でも痛みが続いたり、帯状疱疹から水痘をうつすこともあります)を予防する効果もあります。今後成人に対して帯状疱疹ワクチンが行われる可能性もあります。接種していない方は早めに水痘のワクチンを接種するようにしてくださいね。

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