大阪府茨木市の小児科医院「すぎた子どもクリニック」。

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Zoonosis:ペットからうつる感染症

ペットを飼育する環境など変化した事からペットから感染する事が以前に比べると増加しています。今回はペットからうつる病気、特にパスツネラ症についての講演がありましたので報告します。

ペットからヒトにうつる病気はおおよそ25種類もあります。
多くの病気はペットに噛まれたり、舐められたりして感染するもので、犬の小型化により抱っこしやすくなった事、屋内飼育の増加、飼い主との絆が強くなった(特別扱い)などの背景があり、感染者数が増加しています。
パスツネラ症はパスツネラ菌による感染症で、ペットからうつる病気の代表です。人から人へうつる事はありません。パスツネラ菌は犬で75%、ネコになると95%で唾液中に存在しています。引っかかれたり、噛まれたり、舐められたり、口移しで食べ物をあげたりする事により感染します。引掻かれたり、噛まれた部位が赤くはれてきますが、最近の調査によると、鼻から肺までの呼吸器系症状が最も多く、感染者の約60%で認められています。また乳児や高齢者では敗血症、髄膜炎といった全身重症感染症を引き起こし、死亡に至った例も確認されています。
予防策は犬や猫から舐められない。餌を口移しで与えない。ベッドに入れない(寝ている間に舐められている事が多いため)、引っかかれないように爪を切っておく事です。
特に子供とペットだけにする事は避けてください。可愛がられている犬や猫は、大人がいない間に、大人から可愛がられている子供達に嫉妬し、意地悪をして引掻いたりするためです。
万が一、犬や猫に噛まれたり引っかかれた場合は、必ず流水できれいに洗浄した後、消毒をしてください。動物からの刺し傷は小さくてもキズは深い場合が多く、見た目で判断する事は危険です。受傷部位の発赤や腫脹がある場合、咳などの呼吸器症状が出た場合は必ず、医療機関を受診して下さい。そして診断が遅れる事のないように、受診の際はペットからの受傷の事も伝えるようにしてください。

Dr.sugita一言コメント

私もペットを飼っています。
うちの子に限って病気なんか持っていないという気持ちはありますが、動物から感染しないように、顔を舐めさせませんし、寝室にも入れないようにしています。散歩のあと、毛をといた後も手洗いをしています。飼い主としては、可愛くて思わず抱きしめてキスをしたくなりますが、やはり健康第一、飼い主が病気になっては世話もしてあげられなくなります。悲しいかな、ペットは人間ではありません。程よい関係で可愛がってあげるのが一番かなと思います。

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