大阪府茨木市の小児科医院「すぎた子どもクリニック」。

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地球温暖化と感染症

気候変動と感染症については以前より言われていましたが、今回改めて温暖化の問題を認識させられました。

平均気温が1〜2℃上がることで、洪水、干ばつ等の極端現象の頻度が増加します。
洪水が起こると衛生状態が悪くなり、コレラや下痢症の大流行が起こります。また、水はけが悪いと蚊の発生の増加でデング熱やマラリアの流行が起こります。
温暖化により生物の生態系の変化も起こり、特に蚊のような節足動物の反応は早く、大量発生が起こるだけでなく、蚊の体内にある病原体の成長が速くなる事がわかっています。デング熱についてもリスクの高い地域が世界の35%であったのが、2085年には約60%になると予想されています。
それらを含め、温暖化に関係した死亡者数はおそらく2030年以降、増加すると言われています。
その温暖化の最大の原因は二酸化炭素(CO2)ですが、日本もCO2を産生しており、全世界の中でも大量に産生している国の一つです。今のままで産生し続けると、東京では、2100年には平均気温が4.4℃上昇し、年平均気温が約20℃となります。また、真夏日が6月から9月までの3カ月間続き、亜熱帯化するとも言われています。そうなれば、今までなかった感染症が増加し、異常気象の発生も通常化する事となります。そのような事に至らないようにするには、国がではなく、我々一人一人がCO2産生を抑える行動をとる必要があります。産生を増やさなければ平均気温の上昇は0.3℃に抑える事が出来るとのことです。
具体的には自動車の利用を控え、電車、自転車を利用する、できるだけ徒歩とする、また食事においても肉食を控え野菜を増やす(牛のゲップにはメタンガス(CO2と同じく温室効果ガス)である)が含まれており、牛の数が増える事で、空気中のCO2濃度が上昇するため)などが挙げられます。これらはCO2産生を抑えるだけでなく、我々の健康増進にも役立つことで、明日からも実行できます。
我々が将来、わが子や孫に対して良い環境を残してあげるためには、今、私たちが真剣に取り組まなければなりません。

Dr.sugita一言コメント

温暖化と言われていましたが、漠然としかわかっていなかった気がします。
東京でのデング熱発生もあり、真剣に温暖化の事を考えないといけない時期かと思いました。 私たちができる事は車を使わずに歩く事、エコにもなり、健康にも役立ちます。
また肉食から和食へ、野菜中心の食事を心がける事で肥満解消にも繋がります。
普段は考えてもみなかった事ですが、温暖化対策を意識して、小さな事からでも実践していきたいと思います。

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