インフルエンザ桿菌 type b(Hib)ワクチン
以前にもお知らせしておりましたが、小児科の念願であったHibワクチンがようやく今年の12月19日発売(予定)になります。
今までHibによる化膿性髄膜炎で年間600人の方がなくなっておりましたが、このワクチンにより、その数も少なくなるだろうと期待されています。Hib感染症は乳児早期にかかることが多いため、生後2、3ヶ月から接種します。三種混合と同時接種が可能です。ただ、任意接種であるため費用は自己負担になります。
安全性とその効果をより確かなものにして定期接種になるよう小児科医は今後も厚生労働省に働きかけていきます。

HIb感染症は髄膜炎だけでなく中耳炎や肺炎など身近な病気の原因でもあります。また、保育所など集団生活で感染が広がります。ワクチンで予防していきましょう。ただ、ワクチン発売当初は輸入数の都合もあり、1施設1ヶ月に数本しか入荷しないため、ご予約のお電話を頂いても、ワクチンの入荷を確認してからの接種になります。